考える。

すべてをはじめようとしていたころのきもち。

実現するにはどうする。重機や燃料、消費、原料に頼ることの繰り返し。繰り返し。いつまで続ける。

 

小さくして小さくして

まずは自分自身を立たせたい。

自分のことは自分で。

考えたら、つぎは動きたい。

 

夫と、今後の話をよくします。最近、コンクリートを流したばかりですが、思考はまた別のところにあります。店舗なき今は、自分のなかの矛盾や、迷いと向き合う日々です。

環境のこと、動物のこと、暮らしのこと。この土地のこと。

少しずつですが、なるべくお金や燃料に頼らずに生きていける方向にシフトしていきたいと思っています。

 

昔、むかしのチーズづくりは、本当にちいさな家族単位で、生きていくために必要な時にだけ、自然の草で育った動物の命をいただき、その体の一部、レンネットを無駄にせず、ミルクでチーズを作り(ミルクからできるチーズは本当に少量なのです)、自分たちの生きていくための糧にしていたそうです。

 

私たちの目指すチーズづくりとは

そういう素朴で

大きな機械のいらない、小さな規模の

搾取や依存のないものです。

 

酪農はお百姓さんの仕事の一部。

酪農は酪農だけでは続けていけない。

最近は強く、そう感じています。

 

酪農だけしようと思えばおのずと膨大なお金と時間が必要となってきます。まだまだ現代社会との境にいて、シフトに向けてどうするべきか。考えに考えている状態です。自分たちなりの気持ちに従って、行動できる時に向けて、話し合っています。

案ずるより産むがやすし、、、かもしれませんが。